令和元年度 活動報告

(1)ホタルビオトープ見学会の開催


令和元年3月7日(土曜日)15時から福井市社西小学校のホタルが飛び交うビオトープの見学会が行われました。本法人から会員5名がビオトープを見学しました。

 

ホタル社西の会(山下征夫会長、前福井県ホタルの会会長)では、社西小学校PTAと教員の協力を得て、社西小学校の子供たちとともに、約17年前からゲンジボタルが生息できるようなビオトープを作り、毎年成虫から卵の産卵、ホタル幼虫の飼育、ビオトープへの放流、成虫発生までのホタルの生活について学ぶ環境教育に取り組んでいます。

 

今回、山下会長の説明で、ホタルの飼育法や実際にゲンジボタルが放流する様子を観察しました。昨年は約800匹の幼虫をビオトープに放流し、約100匹の成虫が乱舞し、大変感動的なホタルの光る姿が見られたようです。今回幼虫はあまり飼育できなかったものの、子供たちは真剣に水槽で飼育した幼虫を集めていました。

 

飼育したゲンジボタルの幼虫を水槽から取り出しているところ
飼育したゲンジボタルの幼虫を水槽から取り出しているところ

ホタル社西の会会長の山下征夫氏の指示に従い、ホタルの幼虫をビオトープに放流しました。

毎年6月上旬には成虫の発生が見られるとのことで、子供たちにとっては今から楽しみにしておられました。

 

ホタル社西の会会長の山下氏(写真手前)の指導の下に、育ててきたゲンジボタル幼虫をビオトープに放流しているところ
ホタル社西の会会長の山下氏(写真手前)の指導の下に、育ててきたゲンジボタル幼虫をビオトープに放流しているところ

会員の中には初めてホタルの幼虫を観察した方もおられ、、成虫の形とは全く異なる幼虫の姿に驚いておられました。

 

《見学地》:福井市社西小学校校庭 

      〒918-8037 福井市下江守町22-1

《問い合わせ》社西公民館 (TEL:0776-34-7910)